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ブラームス/ハンガリー舞曲集より

第160回同時鑑賞会 第4曲

ブラームス/ハンガリー舞曲集より

 4-1 第1番 ト短調

 4-2 第4番 嬰ヘ短調

 4-3 第5番 ト短調

 4-4 第6番 ニ長調

 4-5 第11番 ニ短調

 4-6 第17番 嬰ヘ短調

 4-7 第21番 ホ短調 - ホ長調

アバド/ウィーン・フィル

 舞曲って言ったらまずコレですよね。ド定番のハンガリー舞曲です。勿論、これを入れないといけないような気がする第5番も入っています。個人的には第1番がいちばんのお気に入りです。なんとなくバランスが良くなるように選んでみました。

 『ハンガリー舞曲集』WoO.1 は、ヨハネス・ブラームスハンガリーのジプシー(ロマ)音楽に基づいて編曲した舞曲集。もとは四手用のピアノ曲として書かれた。全部で21曲あり、それぞれの長さは1分程度のものから4分程度のものまでとまちまちである。中でも、管弦楽用に他者によって再編曲された第5番がとりわけ有名である(曲自体はケーレル・ベーラのチャールダーシュ Brtfai emlk による)。

 ブラームス1850年代の前半に、エドゥアルト・レメーニの伴奏者としてドイツの各地で演奏旅行を行い、その時にレメーニからジプシー音楽(ロマの民族音楽)を教えられて魅了された。それ以来ブラームスは、それをハンガリーの民族舞曲と信じて採譜を続け、1867年に出版社のジムロックに最初の6曲を送って拒否されている。結局それらを含む第1、2集が1869年に出版されると大好評となり、1880年に第3、4集が刊行された。

 『ハンガリー舞曲集』に作品番号は付いていない。これが自作ではなく、伝統音楽の編曲にすぎないことをブラームスが慮ってのことであった(とはいえ、第11曲、第14曲、第16曲の主題は、完全にブラームスの創作であったらしい)。のちにレメーニは『ハンガリー舞曲集』の成功を知ると、これが盗作であるとしブラームスを相手に訴訟を起こした。結果はブラームスが「作曲」ではなく「編曲」としておいたことが幸いして、ブラームスが勝訴した。

 ブラームスは自分の『ハンガリー舞曲集』の成功に自信を得て、アントニン・ドヴォルザークに『スラヴ舞曲集』を作曲して収益を得るように助言している。もっともドヴォルザークは編曲ではなく、民族舞曲の性格と特徴を取り入れ、自作の主題によって曲集をまとめ上げた。なおドヴォルザークは、『ハンガリー舞曲 第4集』を管弦楽用に編曲している。

 ピアノ独奏用の編曲に、モーリッツ・モシュコフスキやジョルジュ・シフラによるものなどがある。

 第1集の第1番は、ヨーゼフ・シュトラウスポルカマズルカ『とんぼ』とともに、1889年12月2日にトーマス・エジソンの代理人の依頼で、ブラームス自らのピアノ演奏で蓄音機に録音された。これは、史上初のレコーディングとされている。

・第1番 ト短調 Allegro molto (第1集/ブラームス編曲)

・第4番 嬰ヘ短調 Poco sostenuto (第1集/ユオン編曲/原調はヘ短調

・第5番 ト短調 Allegro (第1集/シュメリング編曲/原調は嬰ヘ短調

・第6番 ニ長調 Vivace (第2集/シュメリング編曲/原調は変ニ長調

・第11番 ニ短調 Poco andante (第3集/パーロウ編曲)

・第17番 嬰ヘ短調 Andantino (第4集/ドヴォルザーク編曲)

・第21番 ホ短調 - ホ長調 Vivace - Piu presto (第4集/ドヴォルザーク編曲)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%88%9E%E6%9B%B2

 ヨハネス・ブラームス1833年5月7日 - 1897年4月3日)は、19世紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者である。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共に、ドイツ音楽における「三大B」とも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風はおおむねロマン派音楽の範疇に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。

 一部には、ブラームスをしてベートーヴェンの後継者ととらえる人もおり、指揮者のハンス・フォン・ビューローは彼の交響曲第1番を「ベートーヴェン交響曲第10番」と評した。

 ブラームスの主要な管弦楽作品には、4つの交響曲、2つのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲などがある。これらの作品は世界各地のオーケストラで、現在でも主要な演奏レパートリーとして取り上げられている。ただし、19世紀の音楽を特徴付ける交響詩には手を染めず、また、最後の10年間は管弦楽作品を全く作曲しなかった。

 管弦楽作品以外では室内楽曲、器楽曲、声楽曲を数多く作曲しており、これらのジャンルがブラームスの作品の大半を占めている。最大の声楽の作曲家の一人であるという意見もあり、合唱と管弦楽のための『ドイツ・レクイエム』をはじめ、300曲以上の歌曲や合唱曲を書いている。一方、ブルックナーと同様にオペラを書くことはなかった。

 変奏曲の大家でもあり、管弦楽曲ハイドンの主題による変奏曲』、ピアノ独奏曲『ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ』、『パガニーニの主題による変奏曲』などがある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9